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今回は、小学生なら誰でも持っているランドセルの「天使のはね」について紹介していきます。
CMでもお馴染みの「天使のはね」当初は軽さを謳っていましたが、最近では姿勢に焦点を当てているようです。
特に設計にもこだわっているようで、独自の設計を「Wぴたっと設計」と名付けています。
重心を安定させることとからだに密着させることをテーマにしているそうです。
まず、重心を安定させるための設計が3つあります。
セイバンの代名詞「天使のはね」です。天使のはねに似た樹脂のパーツが肩ベルトの付け根部分に入っており、それにより肩ベルトが立ち上がるようになっています。
よって高い位置で重心が安定し、肩と背中にぴったり密着するということです。
左右連動背カンにより、肩ベルトが左右均等に同じ角度で連動するため、からだの中心で重心が保つことができます。
チルドプレートでランドセル内部に傾斜をつけて、教科書などの重心を背中側に寄せることで、軽く感じることができます。
続いて、からだに密着させることについてですが、こちらも3つポイントがあります。
3D肩ベルトが、からだとの接地面積を広げて負担を分散。わん曲形状で外径を短く、内径を長くしたことで、肩から脇腹にかけてぴたっと密着させることを可能にしました。
クッション性の高い特殊ウレタンパッドを肩ベルトに内蔵し、ズレ落ちや肩浮きを軽減しました。外側に厚みを持たせることにより肩にしっかりフィットするそうです。
ラクパッドよりもさらにクッション性の高いラクパッドフレックスを使用。高密度のウレタンを使用することにより、肩の傾斜によりフィットさせることが可能に。
その他にも姿勢を良くするための工夫があります。
1番軽く感じる垂直の状態を保つために設計されました。
低反発と高反発のダブルクッションにより、ソフトだけれどもしっかり支えます。
他には金具が体に当たらないような工夫がされており、子供は6年の間に身長が伸びて成長しますから、長い目でみるとやはり負担の少ないランドセルが良いですね。
ここまで子供のことを考えて設計されているとは正直驚きです。ランドセル選びの参考になればと思います。